2009.10.01

耐震工事は年間3件?

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必ず来ると言われている東海大地震に対して、国、県、市町村では耐震化を推進しております。

山梨県では、9月からテレビやラジオでCMを流し、木造一般個人住宅への耐震工事補助金制度も整備して耐震化を後押ししようとアピールをしております。

私の住む笛吹市でも9月の広報で耐震診断を行ない、補助金制度があるので耐震工事をしましょうと意識の喚起を行なっています。

耐震補強をして「安心」を買うのですが、もとより、余ったお金で工事をする訳ではありませんので耐震化の補助金は非常にありがたく思います。

私の事務所にも耐震化の相談が寄せられ、耐震設計と市の窓口で補助金申請の手続をしておりますが考えさせられる事があります。
この補助金制度、笛吹市では年間3件の枠があるそうで、今年はすでに3件の枠が埋まってしまっています(その中の2件は私が埋めてしまいました・・・)

今、県のCMを見て「すわっ耐震化をしなければ!」と思っても、もう枠がないわけです。

先日、相談を受けたお話については、補助金の額も少ないので、窓口でかけあい 何とか市の補正予算に入れてもらう交渉をして今年度工事で行なえそうですが、普通に相談に行くと窓口で「来年度にして下さい。」とお願いされます。

しかたなく、話をしているもう一件のお話のお施主様には、泣く泣く事情を話し「来年にしましょう・・・地震が起きなければ良いのですが・・・」という話をせざるをありませんでした。

う〜ん、年間3件?
笛吹市は7町村が合併していますが、2年かけても補助金で耐震化を行なった住宅が旧市町村に1件づつも増えない計算です。

予算や年度内とかの事情もあるのでしょうが、住まいに不安があるお客様を放置しながら・・・10年掛けて30件の耐震化・・・主旨はどこに?

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2009.09.07

二級建築士製図試験講座の講師2009

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今年も9日間に渡る二級建築士製図試験講座の講師をいたしました。
今年の受講生は18名で、例年より事前学習が進んでいる受講生も多く
講座も、意気込みに引っ張られる感じで
予定の内容を前倒しで行うような状態でした。

今年の課題は、二級建築士試験では初めてのRC造3階建で
図面的には木造の矩計や伏図のように時間のかかる図面が無い反面
エスキスに時間が取られてしまいそうです。

試験日は今週の日曜日(9/13)です。
去年はおかげさまで多くの受講者が合格できました。
今年も期待ができそうです。
結果が楽しみです。

PS.
写真は講義の建物の階段です。
デザイン的に尖らした部分に頭が当たるのかカバーをしてあります。
階段の照明も階段側に飛び出しており頭に当たりそうで
”危ないな〜”と思っておりましたが
今年は照明器具が取替られておりました。
受講生は気がついているのでしょうか?
設計している時には気がつかなくて、こういう事があるのですよ・・・。

このところ、行事や仕事が立て込んで更新が滞ってしまいました。
ブログに載せたい事がたくさんたまっていますので、
順次アップしていきたいと思います。

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2009.06.02

「補正予算」成立を気にする日々

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先週末に「補正予算」が成立しました。
国家予算など、私などがあまり深入りしてどうこうというものではありませんが
今回は事情があって、ちょっと気にしておりました。

というのは、先日来、建築関係の法律に係る講習会の講師をしておりその講義の中で、その法律に絡む補助金の話をしようと思ったところ
その補助金は「補正予算」成立後に実効されることとなっておりました。

5月29日の講義の直前にはまだ成立されておりませんでしたので
成立後に実施される予定ですと、にごした言い方で話をすることになりましたが
夕方のニュースをみると「本日成立しました」とのこと。

数時間差で講義に盛り込むには微妙にタイミングが合わず
もっと早く成立してくれれば歯切れのよい言い方ができたのにと、残念に思いました。

私自身は、地方の一設計事務所ですので、あまり国の政策うんぬんというものと触れ合う機会はありませんが、今回の講師をするにあたり、法律を作っている方々に話を伺いますと、地球環境や日本の経済と住宅との関係や、多岐にわたる問題解決をするために色々な事を考えられている事を知り勉強させられます。

住宅関係の「経済危機対策」としても、麻生総理より「今までにない経済対策を行ないなさい」という命があるとのことで
いろいろな施策が行なわれていることも知りました。
例えば、税制の優遇措置・・・ローン減税他、今までにない減税になっております。

そんなこんなで、いつものテレビニュースが人ごとではなく、すこし近くなったような日々でした。

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2009.04.21

北欧発の大きな!大きな!家具屋さん

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「IKEA船橋」に行ってきました。
IKEAというのはスウェーデンの家具屋さん。

驚くほど広い店舗の中に用途別に分けられた部屋が、IKEA家具でセンスの良いショールームのようにレイアウトされており、自分の購入を検討している家具を実際の生活をイメージして検討できるようになっています。

店舗部分は2階になっており、まずは2階のショールーム型店舗にて自分のイメージするライフスタイルに合いそうな家具をピックアップして備え付けのリストに記入し、1階に下り、従来型の棚に並べられている「マーケットホール」にて小さな家具や什器を手に取り吟味して買い物ワゴンに入れ、最後にリストに記入したテーブルやソファーなど大きな家具を「セルフサービスエリア」という、これまた2階建てほどもある大きな倉庫の棚から「ノックダウン」型の家具を自分で引きづり出してワゴンに載せ会計へ向かいます。

最初の「ショールーム」だけで、家具と値段を見比べてどれにするのか検討しながら2時間半!、途中「イケアカフェ」で30分の休憩をはさみ「マーケットホール」で1時間、会計や積み込みを含めて5時間近く楽しんでしまいました。

この「IKAE船橋」の店舗は超大型シャッピングセンター「ららぽーと」の近くにありますが、もう30年近く昔のあやふやな記憶の中ですが、この「ららぽーと」の中に「IKEA」が入っていたような記憶があります。(その後「アクタス」に代わったような・・・?これも定かではありません)

その時にオットマン付きのソファを買ったのですが、今回見てきた家具は当時よりデザインが洒落ていて、不必要な物にも手を出してしまいそうでした。(結局手を出してしまいましたが・・・)
その価格は昔も今も変わらず、北欧の輸入家具とは思えないほど驚くほど廉価でした。

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2009.03.23

雨雲を吹き飛ばせ!ヴァンフォーレ甲府、悲願の1年開幕

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やっと待ちに待ったサッカーJ2が開幕いたしました。
去年の残念な結果にもめげず、今年もヴァンフォーレ甲府を応援して行こうと思います。

昨日は開幕第3戦、小瀬でのホーム開幕戦が行なわれました。
対戦相手は昨年J1で戦っていたコンサドーレ札幌です。
J1昇格のライバルとして名の上がっている強敵ですが
結果は大西選手の素晴らしい2得点で、2-1の勝利!
開幕から2勝1分と今年は順調に勝ち点を重ねています。

内容は良かったのに負けや引分けが続いた昨年と比べ
連携やパスのミスも多く必ずしも手放しで喜べるような
内容ではなかった気がしますが今年は結果を重視。

J1昇格を大目標に、勝たなければ次のステージに行けないというJ2の試合に
今、内容まで求めるのは期待し過ぎかもしれませんが
今年は選手層も厚くなり、新加入の選手の素晴らしいプレイの片鱗に
まだまだチームの伸びシロがありそうで期待も膨らみます。
歯車が合ったら結果と内容を出せる強いチームになりそうな気がします。


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昨年は、勝てないことに一番ふがいない思いをして
苦虫をかみつぶす表情だった山本選手(今年はキャプテン)の
サポーターに手を上げる満面の笑顔を見て少し涙腺がゆるみました・・・
(下の写真の右端の選手)

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2009.03.21

前代未聞?砕石で地盤補強

Saisekipairu

これまで建築にあたり地盤の良くない地域も多く
地震時の不同沈下を防ぐために
何件もの建物に地盤補強を行なってきました。

敷地の土とセメント硬化剤を混ぜて摩擦杭をつくる柱状改良
鋼管を貫入させていく鋼管杭
表面的な部分の土に硬化剤を混ぜて浅い部分を固める表層改良と
地盤の特性を見極めながら色々な方法を試してきました。

いつも地盤補強工事を行ないながら、頭の片隅で気がかりだった事があります。
それはいつか建物が取り壊された時にこれらの改良材が
処分できず埋蔵物になってしまったり
高い金額で産業廃棄物と処分する必要がでてしまうことです。

これまで背に腹は代えられないと、あえて目をつぶっていましたが、
甲府市内のこの住宅では画期的な新しい工法が試されています。
それは建物を砕石を杭状に押し固めた砕石パイル(杭)によって支持させるという工法。

セメント硬化剤を使わないので土壌汚染はなく、砕石ですので
そのままにしておいても大丈夫で産廃費用が発生しません。
横揺れで折れたり割れたりという心配もありません・・・と
パンフレットを見ても良い事づくめです。

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この丸が杭の柱頭になります。

仕上りを見ると、まんま砕石!?です。
逆に本当に砕石だけで・・・心配になりますね・・・。
正直、半信半疑???

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2009.03.20

消防署をはしご!?する

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消防繋がりでもうひとつ。

先日、丁度消防署へ事前相談する物件が重なり消防署巡りをしてきました。

甲斐市の消防署ではトレーニングの真っ最中で気持ちのよい掛け声が響いておりました。真摯に日々鍛錬する姿を頼もしく思いました。

石和の笛吹消防本部はデザイン的に好きな建物で、いつ行っても気を惹かれる部分があり、ついつい長居してしまいます。

夕刻近くに訪れた塩山消防署では、署内に人がまばらだったこともあるのでしょうか?天井の照明を消灯しており、省エネ実践中で感心いたしました。

消防署巡りをしていると、最近新しくできた消防署には優れたデザインの建物が多いような気がします。
消防署には何か設計者のデザイン心を刺激するものがあるのでしょうか?

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写真は山梨消防署、縦と横のラインの対比が印象的。

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2009.03.19

消防詰所の竣工式

2月から3月にかけては色々な仕事が重なり多忙を極め更新がままなりませんでした。
まだ、残務を引きずっていますが、少し近況を記していきます。

Tumesyosyunkou

先週の日曜日に(3月15日)に、設計監理の委託を受けておりました市の消防団の詰所の竣工式が行われました。
建物は地元御坂町の施工会社古屋工業さんの頑張りもあって、おおむねイメージとおりに仕上がりました。

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高台という立地条件を生かし、大きく取った窓からは心地よく盆地や市内の景色を見渡せます。
今回は今まで暗黙のうちに和室で踏襲されてきた「詰所」内部も白を基調に明るくキモチの良いスペースを意図しました。

写真ではわかりにくいのですが和紙クロスを貼った天井の風合いが和風の残り香を醸しています。

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外壁は、これまでALCを貼っていた詰所がほとんどでしたが、

寒冷地という地域性や、長期の使用に耐え得るような頑固な素材にしたいという思いからアスロック(押出し中空セメント板)という材料を使いました。

色合いは素地(専用)板を指定しましたのでセメント色の灰色でハードな建物になるかと思いましたが、思ったよりベージュ色に近い色になり印象が柔らかくなりました。

私に取って初めての詰所の計画と言う事で、色々新しい試みをしてみましたが、

この詰所が地域のシンボルとして、あるいは災害時の拠点として長く愛されるものとなればと願います。

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2009.02.14

濃淡の芸術。水墨画展を見てきました。

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先日、元山梨県建築士会女性部長の名取あき子さんの水墨画の個展に行ってきました。
水墨画が趣味という話は聞き及んでおり、県の士会の会報「建築士やまなし」の中にも挿絵を(軽々しく)お願いをしていて、繊細な筆使いの習作を目にし感心してはいたのですが、今回のような大きな墨絵を見るのは初めてで、墨の持つ力強さからくる迫力のある作品は初めて拝見いたしました。

その作品は風景から建物まで、創作モチーフも多岐にわたっていて、表現する技量には見れば見るほど奥深さを感じます。

その中で私は、この「節分」というタイトルの「目刺」?に目を引かれました。
(・・・昼前にいったのでお腹がすいていたからかもしれません。)

「墨色とあそぶ」名取あき子水墨画展
場所:桔梗屋花果亭 美術館通り店アートギャラリー

大きな地図で見る

日時:2月1日〜3月15日
AM9:00〜PM7:00(最終日はPM5:00)

PS.
花果亭の中で売っていたサクサクなシュークリームは甘さ控えめながら
シューがたっぷりでこちらも思わぬ収穫でした。140円也!

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2009.01.12

ストライプハウスと長寿命化住宅の関係!?

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一昨日のつづきですが、講習会の講義は日本の住宅のスクラップアンドビルドで建替えをするという現状のシステムを「長寿命化」させようという国の政策についての解説がおもな内容でした。

「長寿命化住宅」を作るにあたって設計者にとっても、耐震・耐久性など住宅の性能を上げて行く事、維持、保全、補修や点検等に留意していかなければならないという話がありました。

その中に良好な住環境への配慮も大切だという話もあり、新年早々に見て来た「赤白ハウス」が例として偶然!?取り上げられました。
「建て主個人が良くてもそれが次の持ち主に引き継がれた時に、”物理的”にはまだ寿命がある住宅が”社会的”に取り壊されるという事のないようにしなければならない、そうならないためにも設計者の姿勢も大事。」との話。

良質なストックとしての住み続けられる「長寿命住宅」を考え作っていくという事業者の提案に対し資金面で補助するという「超長期住宅先導的モデル事業」が始まっており、これからも良質な住宅に対しては国が推進援助していくようです。

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